防草シートと遠隔監視システムでコスト低減
野立て太陽光発電やメガソーラーの課題である防草対策。
『野立て太陽光発電に必要になってくる除草作業。最も良い対策方法とは?』でもご紹介したように、除草シートを使用したほうがコストを抑えれる可能性は高いです。
前田建設工業では2013年3月に社有地に2MWの太陽光発電を設置。発電事業と同時に防草処理技術の実験を行っています。
防草の実験内容
前田建設工業では下記の実験を行っています。
- イワダレ草を繁茂させることにより、他雑草の繁茂を抑制するもの
- コンクリートに比べコスト数分の一の表層固化材料(無機系もあり)使用による防草
- コート剤散布による土壌表面における固結層の形成
- ザバーン製の防草シート、で設置には固定用鉄筋アンカーを利用
- 厚さや防水対応など仕様を変えた 4 種類のシートを比較
- 雑草の種類によって、薬剤を変えて、安価で効果的な防草対策を検討
上記は防草の専門業者(6社)が自社の技術を持ち寄って実験を実施しています。各社とも良好な結果が出ているようですが、なかには雑草が生えてきた事例もあるようです。
まとめ
防草対策は必ず必要になってくるランニングコストです。ほおっておくと発電効率の低下や故障の要因になります。防草にある程度精通した業者選びを行うのも大切ですね。
産業用・分譲型太陽光発電リサーチ
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