個人で野立て低圧50kwを設置。融資を受けるならどこがいい?
27年度になっても太陽光発電事業に参入を試みる個人・法人の方が多くいらっしゃいます。その中で悩みの1つとなるのが資金調達です。所有地に50kwクラスの太陽光発電事業を始めるのであれば、導入費用は平均で1500万円ほど必要になってきます。融資の相談をするならどの金融機関がよいのでしょうか?
サラリーマンでも低利融資!日本政策金融公庫
まずは日本政策金融公庫に融資の相談をされるとよいでしょう。サラリーマンの方でも低金利で融資を受けることができます。融資限度は年収、職業等で異なります。貸付利率は0.7%~となっており、最大で7200万円まで借りることができます。詳細は日本政策金融公庫 環境・エネルギー対策資金をご覧ください。
業者によっては日本政策金融公庫を融資パートナーとしている企業もあるので、太陽光発電の見積もりを取る際はそういったところもチェックしたほうがいいでしょう。
日本政策金融公庫から融資をうける際に必要なもの
担保
公庫から借入する上で必要となってくるのが『担保』です。個人であれば、自宅を担保にする方が多くいらっしゃいます。借入の上限額は家の評価額などにもよりますが、1500万円~2000万円は借り入れることは可能かと思います。そのほか『太陽光発電設備』を担保にしようと考えている方もいらっしゃるようですが、基本的に設備は登記されないので担保にはなりません。
また、担保が無くてもある程度の融資を受けることは可能ですが、貸付金利が高くなります。ただ、保証人を立てれば金利は下がります。保証人は年金暮らしの方でも条件さえ合えば保証人になることができます。。⇒日本政策金融公庫 現在の利率一覧表
そのほかの融資先について
融資先の選択肢を広げる方法として、個人事業主の開業届と青色申告申請を税務署に提出します。これにより、融資先の選択肢が広がる可能性があります。都道府県によっては中小企業等に対して低利融資を行っています。27年度の融資等については最寄りの市役所等にお問い合わせください。
また、太陽光発電の施工・販売業者が信販会社(アプラス・オリコ・セディナ・ジャックスなど)と提携している場合、ソーラーローンを利用することが可能です。
アプラスソーラーローンの概要
実質年利 | 長期プライムレート+1.50%(毎月1日に見直し) |
融資限度額 | 2000万円 |
分割回数 | 12・24・36・48・60・72・84・96・108・120・132・144・156・168・180 |
パネ郎のソーラーNAVIでは信販会社と提携している施工・販売業者をご紹介できます。お気軽にお問い合わせください。
産業用・分譲型太陽光発電リサーチ
ニュース・よくある質問
産業用・土地付き分譲型太陽光発電に関する最新ニュースや、よくある質問をまとめています。これから野立て、農地、遊休地、工場の屋根などに太陽光発電を検討されている方は参考にしてください。