太陽光パネルの選び方で知っておきたいこと
パネル選びで迷っている方へ、モジュールについて知っておきたいことをまとめてみました。
モジュールについて知っておきたい4つのこと
Q.変換効率が高いということは、実発電量が多いってこと?
A.発電効率は1000wの明るさでどのくらい発電するかをあらわした数値をいいます。夏と冬では照度が異なるため、発電効率だけみても1年でどのくらい発電するのかはわかりません。パネルの性能を表す数値であることはまちがいありませんが、『どのくらい発電するか』が大事になってきます。
低照度特性には注目するべし
モジュールは春先から夏にかけてはよく発電しますが、照度の低い季節に発電量が著しく少なるのは問題です。低照度特性とは太陽の光が弱くてもしっかり発電するパネルの特徴をいいます。低照度でもしっかり発電することで、年間発電量は変わります。設置、検討されているパネルに低照度特性があるのかどうかを知るのもポイントになってきます。
Q.パネルが突然発電しなくなることはあるの?
A.日本の太陽光発電事業のモデルとなったドイツでは、高温多湿の環境下で高電圧が流れると、モジュール内で電流漏れが発生してしまう『PID現象』が問題となりました。PID現象はパネルの出力低下だけでなく、故障の原因にもつながります。日本においては6月が高温多湿の時期にあてはまるかと思います。PID性能があるかないかはモジュール選びをするうえで大切です。
Q.良いパネルとは?
A.良いパネルとは、20年以上壊れずに発電し、明るさに関係なくしっかりと実力発揮できるパネルをいいます。この2つをおさえておけばよいでしょう。
まとめ
今回ご紹介した4つのことは知っておくと良いでしょう。
また、ハンファQセルズでは低照度特性があり、高温多湿の環境に強いパネルを提供しています。
コスパ面で他のメーカーとどのくらい差があるのかは見積もりを取ってみないとわかりませんが、ハンファQセルズのモジュール特徴は知っておいたほうがいいかもしれません。
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