野立て太陽光発電に必要になってくる除草作業。最も良い対策方法とは?
野立て太陽光発電でもっとも懸念しなければならないのが除草作業。草が生えると発電量の低下のみならず、故障の原因にもなります。
除草対策として下記の4点が挙げられます。
- 除草シートを使用する
- 除草剤を使用する
- 青空駐車場などでよく見るセメント混じりの砂利を敷き詰める
- 薄いコンクリートを敷き詰める
除草シートを使用する
除草シートの寿命は約3年です。20年の売電期間に、6回ほど交換しなければなりません。ただ、費用対効果の面では最も良い方法かもしれません。除草シートの価格は1mあたり100円~1000円程度です(物によって金額差は激しいです。)
除草剤を使用する
除草シート同様、20年の間に何度か撒かなければなりません。また、対象機器を解体ののち、作物の栽培を検討された場合、うまく育たない可能性があります。
青空駐車場などでよく見るセメント混じりの砂利を敷き詰める
セメント混じりの砂利の費用は基本的に、どこからどこまで運ぶかで金額に差が生じます。ゆえに、設置場所によって金額が異なります。
薄いコンクリートを敷き詰める
地面をコンクリート詰めにする方法です。ただ、デメリットとして20年の売電期間終了後に、土地を元に戻す際、コンクリートの処理費が必要になってきます。アパートなどをお持ちの方はすでにお知りになられているかと思いますが、処理費用はかなりかかるようです。
まとめ
除草対策にあたり人員的な部分も考慮しなければなりません。
人手による除草という手もありますが、定期的にやらなければならないので、規模が大きくなればなるほど難しくなります。
最近では草食動物を利用した除草対策の試みも行っているようです。
メガソーラー|防草対策の方法に羊、ヤギ、エミューなどを放し飼い
除草に関することは太陽光発電の専門の業者さんだけでなく、土壌・建築関係の専門家にも聞くといいでしょう。結論としては各項目の相見積もりを取られたほうが確実かと思います。
産業用・分譲型太陽光発電リサーチ
ニュース・よくある質問
産業用・土地付き分譲型太陽光発電に関する最新ニュースや、よくある質問をまとめています。これから野立て、農地、遊休地、工場の屋根などに太陽光発電を検討されている方は参考にしてください。