認定設備とは|FIT認定の義務・定期報告・変更届出・自家消費専用との違いを解説
認定設備(にんていせつび)とは、固定価格買取制度(FIT)またはFIP制度の適用を受けるために経済産業省の認定を取得した再生可能エネルギー発電設備のことです。認定設備には認定時の買取価格・買取期間が適用され、適切な維持管理・定期報告が義務付けられます。
Contents
認定設備と非認定設備の違い
認定設備
FIT・FIP制度による固定価格での買取が保証されます。その代わり、設備の変更・廃止時の届出義務・毎年度の定期報告・出力制御への対応などの義務が課されます。
非認定設備(自家消費専用)
FIT・FIPを利用せず自家消費専用で設置した設備です。売電収入は得られませんが、認定に伴う各種義務がなくシンプルな運用が可能です。電気代削減を主目的とする法人には適した選択肢です。
認定設備の維持管理義務
定期報告
毎年度、発電量・売電量・維持管理費用等を再エネ電子申請システムに報告します。報告期限を守ることが認定継続の条件です。
設備変更の届出
認定設備のパネル・パワーコンディショナーを交換・増設する場合は、事前または事後に変更届出・変更認定申請が必要です。無届での変更は認定取消のリスクがあります。
廃棄費用の積立
10kW以上のFIT認定設備(2022年度以降認定)では、廃棄費用の積立が義務化されています。売電収入から一定額を積み立てる制度です。
よくある質問(FAQ)
Q. 認定設備を売却する場合はどうすればよいですか?
設備の譲渡・売却時は認定の地位承継手続きが必要です。買い手が引き続き認定を引き継ぐ場合と、認定を返上する場合で手続きが異なります。事前に専門家への相談をおすすめします。
Q. 認定を受けた後にFITをやめて自家消費に切り替えることはできますか?
可能です。認定を返上して自家消費専用に切り替えることはできますが、FIT買取期間中の返上は売電収入を失うことになります。収益計画と照らし合わせて判断してください。