産業用・分譲太陽光発電の契約→100%即時償却するまでにかかる時間は?
最近、パネ郎に『決算期が来月に控えているので、太陽光発電を購入、100%即時償却して節税しようと考えていますができますか?』といった質問が多く寄せられます。単当直入に言うと極めて難しいです。償却するには既に発電を開始していなければなりません。また、現在太陽光の業者は既存の顧客対応に追われており、新規のお客さんへすぐには対応できない状態です。100%即時償却は最低でも2ヶ月はかかると思っておいたほうが良さそうです。
業者の早期対応だけではなく電力会社のレスポンスも重要
対応の早さが業者だけでは早期に償却することはできません。今日、最もキーマンと言える存在が電力会社です。太陽光発電した電気は電力会社所有の送電線を経由して電力会社が買い取ってくれるわけですが、この送電線を利用するためには費用(連系費用)が必要になってきます。この費用がわかるまでに、数ヶ月~1年以上かかる場合があります。
さらにネックなのが、費用がピンからキリまでということ。数十万円ですむ案件もあれば、数億必要になる場合もあります(規模や場所にもよる)。なので、すぐにはじめようと思ってもできないのがいまの現状です。
土地を持ってなくてもはじめられる土地付き分譲太陽光発電はどうか
こちらも発電するまでに最低で2~3ヶ月ほどかかると考えておいたほうが良さそうです。現在、販売されているもののほとんどが建売ではありません。即時100%償却までのおおまかな流れとしては
連系費用が分かる(数週間~数ヶ月)→契約→納品(数週間~数ヶ月)→工事(数週間~数ヶ月)→発電開始→即時100%償却
です。稀に連系費用がわかっており、また納品されている状態で急きょキャンセルが入りその物件に滑り込めるラッキーな方もいらっしゃいます。太陽光発電で節税をお考えの方は早めに相談しましょう。
産業用・分譲型太陽光発電リサーチ
ニュース・よくある質問
産業用・土地付き分譲型太陽光発電に関する最新ニュースや、よくある質問をまとめています。これから野立て、農地、遊休地、工場の屋根などに太陽光発電を検討されている方は参考にしてください。