廃棄費用積立とは|FIT認定設備に義務付けられた積立制度の対象・仕組みを解説
廃棄費用積立(はいきひようつみたて)とは、FIT認定を受けた太陽光発電設備について、将来の廃棄・撤去費用をあらかじめ積み立てることを義務付けた制度です。2022年度以降に認定を取得した10kW以上の設備が対象で、売電収入から天引きされる形で積み立てが行われます。
Contents
廃棄費用積立制度の概要
制度導入の背景
太陽光パネルは大量に普及した結果、今後数十年にわたって廃棄のピークを迎えることが見込まれています。適切な廃棄・リサイクルを確保するため、FIT制度の見直しの中で廃棄費用の事前積立が義務化されました。
積立の仕組み
売電収入から一定額(設備規模等により異なる)が自動的に差し引かれ、外部の認定管理団体等に積み立てられます。FIT買取期間終了後、積み立てた資金を廃棄・撤去費用として活用します。
廃棄費用積立の対象・非対象
対象設備
2022年度以降にFIT・FIP認定を取得した10kW以上の設備が原則対象です。自家消費専用設備・FIT未認定設備は対象外です。
自家消費型設備の場合
FIT認定を受けない純粋な自家消費型設備は廃棄費用積立義務の対象外ですが、将来の廃棄費用を自社で計画的に積み立てておくことは財務管理上重要です。
よくある質問(FAQ)
Q. 廃棄費用積立はいくらくらいかかりますか?
設備規模・設置年・メーカー等によって異なります。資源エネルギー庁の公表資料では産業用50kW以上の場合、1kWあたり数千円〜数万円程度が廃棄費用の目安とされています。正確な積立額は認定時の条件でご確認ください。
Q. 積み立てた資金は廃棄以外に使えますか?
原則として廃棄・撤去費用以外の目的には使用できません。制度の趣旨に沿った適切な管理が求められます。
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