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EPC事業者とは?利用するメリットを解説-産業用太陽光発電の一括見積もりサイト

メーカーや設置事業者について

EPC事業者とは

EPCとは設計(Engineering)、調達(Procurement)、施工(Construction)の頭文字を取った略語です。プラントや発電所など大規模な建設プロジェクトにおいて使用される言葉ですが、太陽光発電におけるEPC事業者とは、太陽光発電施設の設計、パネルやパワコンなど各種設備の調達、工事の施工・スケジュール管理まで、ワントップで取り行う業者のことを指します。

EPC事業者はこれらの工程すべてを一括で請け負うので、各工程間の連携がとりやすいです。

E=設計

太陽光発電における設計段階には、太陽光発電を設置する前の現地調査、太陽光発電システムの設計、発電量や収支のシミュレーション、官公庁への対応・許可申請などが含まれます。現地調査とは日射量の測定や地盤の調査のことを指します。太陽光発電の設計とは、目標とする発電量や収入の試算をもとに、設置する太陽光発電所の発電量を決定したり、架台の角度やパワコンの構成など各種設備の検討を含みます。

このように、太陽光発電施設の設置は設計段階でも多くの作業を実行する必要があり、専門的な知識やノウハウが必要です。EPC事業者であれば、深い知識と豊富なノウハウがあるので、これらを一緒に取り行ってくれます。また、許可の申請とはFIT/FIPを利用する場合の事業計画認定申請や電力会社に対する系統連携申請を指します。

P=調達

調達とは、購買計画の策定や太陽光パネルのメーカーの選定、パネル、パワコン、架台、ケーブルなど各種の部品の発注、そして購入した部品の品質管理・保管などといった作業を指します。EPC事業者は部品の選定、発注、管理まで一括で実行してくれます。

C=建設

施工とは太陽光発電の設置工事や電気工事の実行や現場管理を指します。太陽光発電の設置工事とはビルの屋上や屋根などに太陽光パネルを設置する工事のことです。一方で、電気工事とは太陽光パネルにパワコンを接続したり、太陽光ブレーカーや接続箱、分電盤などをつなげる、電気・配線周りの工事のことです。EPC事業者はこのように施工の現場とスケジュールの管理も行います。

EPC事業者を選択するメリット

工事の進行がスムーズ

EPC事業者は設計から工事の施工、スケジュール管理まで一貫して取り行うので、工事の予定を立てやすく、一部の作業だけ遅れるといったリスクが発生しづらいです。そのため、EPC事業者を使うと工事の進行がスムーズになります。

不具合発生時の対応がシンプル

EPC事業は、太陽光発電所の設計から工事の施工までワントップで請け負うので、トラブル発生時の連絡がEPC事業者1社だけで済みます。そのため、不具合発生時の対応がシンプルです。

自社にあった導入プランを提案してもらえる

EPC事業者は、太陽光発電導入作業の全工程を管理するので、設置する太陽光パネルの枚数やどのメーカーを選べばいいか、どういった補助金を利用できるかを含めて、広い知見を活かした提案ができるので、自社にあった最適なプランで太陽光発電を導入することができます。

EPC事業者を利用する際の注意点

コストが高くなる

EPC事業者は太陽光発電の設計から施工まで一括で請け負いますが、EPC事業者の管理費用やサービス料が上乗せされるためコストが高くなる傾向があります。また、下請け業者に平均よりもコストが高い業者を選択した場合は、プロジェクト全体で費用が増加します。

見積もりが不透明なことがある

業者によっては、下請け業者の費用とEPC事業者の管理・サービス費用が一括で提示されることがあるため、分離して発注するよりも見積もりが不透明な場合があります。割高な契約にならないように、EPC事業者と契約する前は相場の確認を行いましょう。

分割発注を選択するメリットは?

EPCとは違って、太陽光発電施設の設計、パネルや機器の調達、工事の施工の各工程をそれぞれの専門業者へ依頼する分離発注という方法があります。各工程の業者にそれぞれ自社で依頼しているので、見積もりが明瞭です。また、EPC事業者を挟まない分コストも低くなる傾向にあります。各工程で好みの事業者に依頼したり、自由に口を出すことも可能です。各種事業者への依頼を自社でやる必要がありますが、その代わり好みの事業者に依頼することができます。

ただし、複数の業者と連携して実行するので、トラブル発生時に責任の所在が明確でない場合があります。また、EPC事業者を挟まないことで業者間の連携が難しくなることで、各工程の作業がスムーズにいかず、スケジュールに遅れが発生する可能性が高くなります。このように、分離発注とEPC事業者を利用する方法はそれぞれメリットデメリット存在するので、自社にあった方法を検討してから業者に依頼を出しましょう。

EPC事業者の選び方

契約の透明性があるか?

EPC事業者を選ぶ際は見積もりの透明性に注意しましょう。EPC事業者は事業者のサービス料や管理費が上乗せされるため分割発注よりも費用が高くなる傾向にあります。見積もりにEPC事業者のサービス料などが明確に記載されているか、相場と大きな相違がないか
契約を結ぶ前に確認しましょう。

シミュレーションを提示できるか?

太陽光発電を敷地の屋上や屋根に設置する場合強度計算が必要になります。また、建物の電力の何%をカバーできるかといった発電量のシミュレーションも必要です。EPC業者を選ぶ際は試算やシミュレーションをスムーズに提示できる業者を選択するとよいでしょう。

補助金の案内を適切にできているか

太陽光発電を導入する際は、国や自治体の補助金が活用できる可能性があります。補助金を活用することで初期投資を減らし、費用を抑えて太陽光発電を導入すれば、電気代の削減等で投資が回収できる年数が短くなります。EPC事業者を選ぶ際は補助金の案内を適切に行ってくれる業者を選びましょう。

アフターサービスが充実しているか?

太陽光発電は設置後にメンテナンスが義務付けられております。EPC事業者を選ぶ際は施工後の保守・点検やトラブルがあった際の対応などアフターサービスが充実している業者を選びましょう。

EPC事業者紹介

株式会社日本エコロジー

株式会社日本エコロジーは、大阪で再生可能エネルギーのトータルサポートを行っている会社です。カーボンニュートラルの未来を創るために、再生可能エネルギーの普及拡大を進めています。事業として、法人向けの太陽光発電の導入や保守メンテナンスを行っており。法人向けの太陽光発電導入サービスは提案から施工までだけでなく、施工後の運用やトラブル対応も充実しています。

京セラコミュニケーションシステム株式会社

京セラコミュニケーションシステム株式会社は、太陽光パネルメーカーとしてむ有名な京セラ株式会社(およびKDDI株式会社)の社内部門が分離独立して創業されたソリューションプロバイダーです。事業としてはICT事業、経営コンサルタント事業
、環境エネルギーエンジニアリング事業と多岐にわたります。EPC事業は太陽光の導入設置だけでなく。保守運用も含んだ対応になっています。

日本コムシス株式会社

日本コムシスは通信インフラを中核とする総合エンジニアリングの会社で、日本全国の通信・社会インフラを支える現場力が最大の強みです。日本コムシスのEPC事業は通信・電気工事会社として施工力を軸にしており、設計力や工事の現場統制力に優れております。

自社で所有する以外の方法

太陽光発電は自社で所有しなくても導入する方法があります。PPAモデルを使用すれば、太陽光発電所を自社で所有しない代わりに、初期費用0円で太陽光発電を導入できます。

PPAとは

PPAとは、第3者所有モデルともいわれ、太陽光発電施設で発電した電力を販売したい事業者と購入したい需要家の間で電力購入契約を結ぶことを指します。

、導入した太陽光発電は契約期間の間事業者の所有物ですが、その代わりに工事費や太陽光パネルの購入費などの初期費用はすべてPPA事業者が負担します。また、メンテナンスも事業者側が実施するので、維持費用もかかりません。

ただし、10~20年の契約期間の間、PPA事業者から毎月、電力を購入し続ける必要があります。契約期間の間、太陽光発電施設は事業者のものなので、発電した電気を売電することはできません。契約期間終了後は、需要家側に譲渡されることもあります。譲渡後の太陽光発電施設は需要家の所有物なので、発電した電気を自家消費するも、売電するも自由です。

また、近年はオフサイトPPAやバーチャルPPAといった会社の敷地内に太陽光発電を設置する場所がなくても、太陽光発電を導入できるPPAが登場しています。オフサイトPPAは自社の敷地外に設置した太陽光発電から電力給電してもらうPPAで、バーチャルPPAは電力の直接給電をせずに、太陽光エネルギーが持つ環境価値だけを購入するPPA方式です。

どのPPAも高額な初期費用をかけずに手軽に太陽光発電を導入できるので、脱炭素に取り組む法人に特におすすめのサービスとなります。

まとめ

太陽光発電を自社で導入する際は、計画・調達・施工までを一貫してワントップで行ってくれるEPC事業者を利用するのがおすすめです。EPC事業者であれば、広い知見を活かし補助金を含めた自社にあった最適なプランで太陽光発電を導入できます。また、計画から調達まで一括で請け負うので、施工工事までの進行がスムーズに運びやすいです。

不具合が発生した場合も問い合わせ先が1社で済むので対応が楽です。ただし、EPC事業者のサービス料が加算されるためコストは高くなる傾向にあります。なるべくコストを抑えたい、依頼したいお気に入りの事業者がいるといった場合は分割発注の利用も考えられます。

また、太陽光発電を導入する方法は自社での所有だけではありません。PPAという方法を使えば、高額な初期費用をかけずに太陽光発電設備を導入することができます。太陽光発電を導入する際は、自社にあった導入方法を検討し、最適な発注方法・事業者を選択しましょう。

太陽光パネルを選ぶ際にどのメーカーの製品を購入すればいいか、迷われている方も多くいらっしゃると思います。日本メーカーか、海外メーカーか、変換効率はどれくらいか、保証はどれぐらい充実してるかなど、メーカー選びの基準は様々あると思います。そこで今回の記事は、太陽光パネルを選ぶ際の基準を紹介した後、おすすめのメーカーランキングを紹介します。また、記事後半では大手メーカー8社の特徴をそれぞれ比較しています。

 

国内メーカーか?海外メーカーか?

国内メーカーか海外メーカーどちらがおすすめかは一概には言えません。
ただし、よく日本メーカーは安定性が高い、海外メーカーは価格が安いという意見を耳にします。

実際に、日本の太陽光パネルメーカーは日本に工場を持ち日本で実証実験を行っていたため、日本の住宅や気候について熟知しています。そのため、日本の住宅の切妻屋根にもフィットするようなパネルや、日本の暑い夏でも変換効率を落とさないような仕組みを組み込んだパネルが揃っていたりします

一方で、海外メーカーは日本よりも早く太陽光発電が普及していたため、価格競争の活発化により製造コストが低下しております。よって、日本メーカーよりも安い価格でパネルを提供しやすいといえます。

ただし、近年は国内でも太陽光発電が普及し価格競争が進みコストが下がってきています。また、海外メーカーでも日本の気候や屋根の形状にあった、日本特価の製品を開発している会社もございます。よって、太陽光パネルを購入する際は、国内メーカーか、海外メーカーかという基準だけでなく、メーカーごとにより詳しく見ていく必要があります。

法人でも住宅用モジュール(パネル)は選んでいいの?

よく太陽光パネルのメーカーのサイトでは、住宅用モジュールと産業用モジュールという分け方がされていることがあります。では、法人が太陽光発電施設を設置する場合住宅用をモジュールを買うことは可能なのでしょうか?

結論から言うと、法人が住宅用モジュールを買うことは可能です。
住宅用太陽光発電と産業用発電を分けるのは、施設の発電出力の差です。
住宅用のモジュールであろうと、10kw以上の出力を持つ発電施設を設置したのであれば産業用太陽光発電となります。

ただし、住宅用モジュールであると発電量が少なめに設計されていることが多いので、結果として多くの枚数を購入することになりコストが高くなるというリスクに注意が必要です。
同様に、個人が住宅の屋根に産業用モジュールを設置することも可能です。
しかし、産業用パネルの場合、より多くの発電量を持たせるため、1枚当たりのサイズが大きくなっていることが多いという点に注意が必要です。

 

価格が書いてないのはなぜ?

よく、メーカーのサイトを見ても太陽光パネルの値段が記載されていないことがあります。なぜ、価格が記載されていないのでしょうか?

これは、太陽光パネルを直接、最終消費者に売るという場合が少なく、施工店やEPC事業者に売る場合がほとんどであるからと考えられます。 施工店やEPC事業者へ売る場合、発注する数や仕入れの時期、海外メーカーの場合為替レートや関税も影響し、値段が変動します。

よって、メーカーのサイトに価格を記載しても実際の設置費用と乖離する可能性が高いため、載せていないメーカーもあるのだと考えられます。 実際に、メーカー記載の価格を見てみると、太陽光パネルの設置価格の相場よりも割高になっていることが多いです。

太陽光パネルの設置費用がいくらかかるか知りたい場合は、見積もりサイトを利用することをおすすめします。見積もりサイトであれば、複数の施工店の設置費用を比較して検討できるので、太陽光発電の設置費用をより抑えることが可能です。

 

太陽光パネルメーカーの選び方

では、太陽光パネルを購入する際はどのような基準で選択すればよいのでしょうか?結論から言うと、変換効率やメーカー保証に注目するのがおすすめです。価格は前述したように施工会社によっても変わり、サイズ、発電量は設置したい発電所の規模や面積によって変わりますが、 変換効率、保証はパネルやメーカーの性能を比較する上で分かりやすい指標と言えます。

 

変換効率

変換効率とは太陽光のエネルギーをどれだけ電力に変換できるかを表した指標です。変換効率の高い太陽光パネルは、多くの電力を発電することができるので、売電額や自家消費額が増え、収益の上昇につながります。
変換効率はメーカー同士の開発競争の結果年々上昇していますが、一般的に20%程度と言われています。とえ、変換効率1%の違いだったとしても長期的にみると、積み重ねは大きくなるので、少しでも太陽光発電による利益を増やすためにパネルの発電効率に注目していきましょう。

 

メーカー保証

太陽光パネルは20年以上にわたり長期間使用していく製品なので、保証や購入後のアフターサービスも重要になります。太陽光パネルは原則として、10年間の無料保証が定められております。 これは、JIS基準と呼ばれる日本の国家規格によって規格化されています。 近年は、太陽光パネルの普及に伴いどのメーカーも、保証期間を長くしたり、メーカー独自の保証を付けることで差別化を図っています。

太陽光パネルメーカーについてくる保証は様々ですが、製品保証と出力保証は基本どのメーカーにもついてきます。製品保証とは、購入した太陽光パネルに製造上の問題によって、故障や不具合などのトラブルが起こった際に、修理や交換を行ってもらえる保証です。出力保証とは、購入した太陽光パネルが既定の出力を下回った際に、修理や交換を行ってもらえる保証です。

他にも、システム保証や自然災害補償、施工保証、といったメーカー独自の保証が付いてくる場合もあります。太陽光パネルの寿命は一般的に20年~30年と言われています。また、太陽光パネルは決して安い買い物ではありません。よって、もしもの場合の保証がどれだけ充実しているかはどのパネルを購入するか選択する際に重要なポイントになります。

 

太陽光パネルメーカーランキング

大手メーカーを10社を比較して、変換効率、メーカー保証の2つのポイントについて、ランキング付けしてみました!

変換効率ランキング

  1. AIKOソーラー  変換効率24.6%
  2. ハンファQセルズ 変換効率24.2%
  3. パナソニック  変換効率23.5%

実際の発電量はパネルの変換効率だけでなく、設備全体でみると設置場所を以下に有効に使えるかによっても変わります。

保証ランキング

  1. マキシオン  製品保証40年 出力保証40年
  2. ハンファQセルズ 製品保証30年 出力保証30年
  3. 京セラ  製品保証25年 出力保証25年 自然災害保証15年

ランキングにはいませんがAIKOソーラーも製品保証25年出力保証30年と保証が充実していました。京セラを3位とした理由は、製品保証出力保証の他にも自然災害保証が15年ついていたからです。地震や台風などの自然災害が多い日本では、災害によって起きた損失を保証できる、自然災害保証は特に恩恵を受けられると考えました。

 

太陽光パネルメーカー大手10社比較

それでは、太陽光パネルメーカーの大手10社の特徴を説明していきます。

1.長州産業

長州産業は1980年に山口県で給湯器メーカーとして創業した会社で、1998年に太陽光発電システムの取り扱いを開始して以降、国内を代表する太陽光パネルメーカーの一つとして確固たる地位を築いています。

長州産業の太陽光パネルの特徴として、曇りや雨の日でも高い変換効率が出せることにあります。例えば、長州産業の代表的な太陽光パネルGシリーズではヘテロ結合構造セル採用によって発電ロスを減らす仕組みが存在します。

また、長州産業の特徴として、メーカーの中で唯一施工保証が存在することが挙げられます。施工保証とはメーカーが認めた販売店の施工作業が問題でトラブル(雨漏りなど)が発生した場合適応される保証です。

 

Gシリーズ/CS-348G81 Bシリーズ/CS-340B81 産業用モデル/CS-555K54H
発電出力 340w 348w 555w
価格 222530円 248820円 363330円
変換効率 20% 20.4% 21.5%
保証 出力保証25年 構成機器保証15年 施工10年  出力保証25年 構成機器保証15年 施工10年 出力保証25年
サイズ 1,616×1,054×40(mm) 1,616×1,054×40(mm) 2276×1134×35mm

 

2.パナソニック

パナソニックは1975年に太陽光発電の研究を開始して以来50年以上の歴史を持つ、太陽光発電システムの普及を牽引してきた企業の一つです。現在は太陽光パネルの自社工場での生産からは撤退していますが、太陽光パネルの扱い自体は取り行っています。

パナソニックの太陽光パネルの特徴は高い変換効率にあります最新のMODULUS(モデュラス)ブラックモデルでは変換効率が、業界でも最高水準の23.5%となっています。また、パナソニックの太陽光パネルは地震や台風を想定した国家規格よりも厳しい耐久試験を通っています。何かと災害が多い日本でも、安心して太陽光発電を設置できるでしょう。

MODULUSブラックモデル/VBM470KJ03N MODULUS/VBM410FJ03N
発電出力 470w 410W
価格 352,000円 351,780円
変換効率 23.5% 21.0%
保証 出力保証25年 機器保証25年  出力保証25年 機器保証25年
サイズ 1,762×1,134×35mm 幅1,722×奥行1,134×高さ35(mm)

 

3.シャープ

シャープは1959年からいち早く太陽電池の研究開発に手を付けてきた業界のパイオニア的立ち位置の企業です。また、その歴史だけでなく2022年には実用サイズの軽量かつフレキシブルな太陽電池モジュールで世界最高の変換効率32.65%を記録した実績もあります。

シャープの太陽光パネルの特徴は黒色を基調にしたデザインにあります。シャープのフラッグシップモデル「BLACKSOLAR ZERO」従来の太陽光パネルよりも黒い部分が圧倒的に多く、周囲の屋根と調和することで景観を損ねません。また、屋根の形状に合わせたルーフィット設計によってサイズや形の異なるモジュールを組み合わせて、効率よく配置することが可能です。さらに、「ハーフセル技術」によって変換効率が従来品と比べて13%向上しており、温度上昇時の変換効率の低下も8%ほど改善しています。

 

BLACKSOLAR ZERO/NQ-241BT NU-244AT 
発電出力 241W 244W
価格 184,800円 152,900円
変換効率 21.1% 21.4%
保証 モジュール保証 20年保証 システム機器保証 15年保証  モジュール出力 20年保証 有償15年保証
サイズ 1,146×996×38.5mm 1,146×996×38.5mm

 

4.京セラ

京セラは1975年から太陽光発電の研究・開発を続けているメーカーで、長年の実績や積み上げた技術力からなる高い信頼性に定評があります。京セラの太陽光パネルの特徴は、耐久性と長寿命にあります。 京セラは太陽光パネルの、ガラス、封止材、セルの3つのバランスにこだわった「トリプルバランス構造」を採用することで、熱・湿気・太陽光に強い高耐久のパネルの開発に成功しました。

また、トリプルバランス構造開発には寿命予測技術「SoRelia」も大きく貢献しています。SoReliaを用いれば太陽光パネルの構造の違いが寿命にどう影響しているか知ることができます。実際に京セラが1984年に「佐倉ソーラーエネルギーセンター」(千葉県・佐倉市)に設置した太陽光パネルは現在も稼働しており、40年経過後でもエネルギー低下率が20.8%にとどまっております。

産業用太陽光パネル/KT415W-108HL4 耐塩害強化仕様太陽光パネル/KT410W-108HL4 産業用防眩仕様太陽光パネル/KT400G-108HL4
発電出力 415W 410W 400W
価格 お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください
変換効率 21.25% 21.0% 20.48%
保証 出力保証25年 機器保証25年 自然災害保証15年  出力保証25年 機器保証25年 自然災害保証15年 出力保証25年 機器保証25年 自然災害保証15年
サイズ W1722×L1134×H35 W1722×L1134×H35 W1722×L1134×H35

 

5.エクソル

エクソルは2001年に創業した企業で、当初は三菱製の太陽光パネルを販売していました。2011年以降は自社ブランド「エクソル」を発表し、現在は太陽光発電の設計、調達、建設、メンテナンスまですべてを提供する企業になりました。

エクソルの太陽光パネルの特徴は国内メーカーにもかかわらず、海外メーカーに対抗できるほど価格が安い点です。海外メーカーは市場の効率化によるコスト低下や潤沢な開発費により、安い価格で太陽光発電を販売することができます。海外メーカーに対抗できる価格のメーカーの一つがエクソルです。

また、低価格だからと言って信頼性が欠けるということはありません。エクソルでは有償にはなりますがエクソル自身がメンテナンスを行ってくれるサービスが存在します。ガイドラインに沿った点検プランを実行する「PV検診」と点検プランにIR測定やフィルター掃除を加えた「PVドッグ」の2つのサービスが利用できます。また、エクソルのモジュール出力保証はは30年と業界でも長めの水準で保証してくれます。このように、価格と信頼性のバランスが良いのがエクソルの特徴と言えるでしょう。

 

軽量型産業用モジュール/XLN120-505S 産業用モジュール/ XLN144-590S 産業用モジュール/XLN108-445S
発電出力 505W 590W 445W
価格 お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください
変換効率 22.9% 22.7% 23.0%
保証 製品保証15年 出力保証30年  製品保証15年 出力保証30年 製品保証15年 出力保証30年
サイズ 1903×1134×30mm 2278×1134×35mm 1762×1134×30mm

6.ネクストエナジー

ネクストエナジーは2010年代から太陽光発電を販売し始めた、後発のメーカーですが、近年そのシェアを急激に拡大している会社です。

ネクストエナジーの太陽光パネルの特徴は、保証が充実していることです。住宅用太陽光モジュールにはなりますが、業界で唯一、経済損失補償が付きます。決まった期間内に出力保証における出力の不具合で生じた売電収入の経済的損失を最大6か月にわたってメーカーが補償する制度です。

 

産業用モジュール/NER132M620E-NG  産業用モジュール(対積雪・風圧)/NER096M455F-NGH 産業用モジュール(両面発電)/NER096M455F-NGH
発電出力 505W 455W 460W
価格 お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください
変換効率 23.4% 22.8% 22.2%
保証 製品保証12年 出力保証30年  製品保証15年 出力保証30年 製品保証15年 出力保証30年
サイズ W1134×H2382mm×D35mm W1134mm × H1762mm× D30mm W1134mm×H1762mm×D30mm
住宅用モジュール/NER108M410B-MD 
発電出力 410W
価格 お問い合わせください
変換効率 20.9%
保証 製品保証12年 出力保証25年 経済損失補償
サイズ W1134mm × H1722mm× D30mm

 

7.ハンファQセルズ

ハンファ(Qセルズ)は国内住宅用太陽光メーカーで一番のシェアを誇る会社です。ハンファはもともと韓国の化学やエネルギー事業を扱う大手企業グループでしたが、2012年にドイツの太陽光パネルメーカーQセルズを買収しました。そこで、ハンファが元々持っていた太陽光事業とQセルズの事業が統合され、現在のハンファQセルズブランドが誕生しました。

ハンファQセルズでは従来のQセルズの太陽光パネルの他に、ハンファ独自のブランドで日本の住宅に特化したRERISEと呼ばれるシリーズのパネルを販売しています。ハンファQセルズのパネルの特徴は、品質、性能、保証すべてが高水準でまとまっていることです。例えば、先ほど述べたRERISEシリーズのNBC 440では、N型バックコンタクト技術を採用し、業界最高水準の24.2%まで変換効率を向上させています。

また、Re.RISE-NBC 440はコンパクトなサイズながら高い発電出力を両立しています。そのため同面積でより多くの発電容量を確保でき、より多くの経済効果を得られます。製品保証・出力保証ともに30年間と業界の中でもかなりの長期間保証が付きます。

 

Re.RISE-NBC 440 Q.TRON M-G2.4+
発電出力 440W 440W
価格 329,120円 416,240円
変換効率 24.2% 22.5%
保証 製品保証30年 出力保証30年 製品保証25年 出力保証25年
サイズ 1,606×1,134×30(mm) 1,722×1,134×30(mm)

8.カナディアンソーラー

カナディアンソーラーは2001年にカナダで創設された、世界的な太陽光パネルメーカーです。世界160ヶ国への導入実績がある非常に大きな会社で、住宅用だけでなく産業用パネルの取り扱いや導入実績も豊富に存在します。日本支社であるカナディアンソーラージャパンも2009年に設立しており、高性能、高耐久を売りにした太陽光パネルが特徴です。

例えば、カナディアンソーラーの産業用パネルTOPHiKu6(CS6.2-66TB-640/645/650)は650wの出力と24.1%の高い変換効率を持っています。また、TOPHiKu6は性能だけでなく、雪や強風に対する耐久性にも優れております。特に積雪荷重は公式サイトによると5400Paでこれはjis規格の2倍以上の数値となります

 

TOPBiHiKu6 CS6.2-66TB-640/645/650 TOPHiKu6  CS6.2-48TM-455/460 TOPBiHiKu7 CS7N-710/715TB-AG
発電出力 635W 460 W 715W
価格 お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください
変換効率 23.5% 23.0% 23.0%
保証 製品保証12年 出力保証30年   製品保証15年 出力保証30年 製品保証12年 出力保証30年 
サイズ 2382mm×1134mm×30mm 1762mm×1134mm×30mm 2384mm×1303mm×33mm

9.マキシオン

マキシオンはアメリカのカリフォルニア州に本社がある海外の大手太陽光メーカーです。
世界100ヶ国以上、100万世帯以上に導入実績を持つ会社で、日本でもマキシオンジャパンとして活動しています。

マキシオンの特徴は保証の長さです。マキシオンの住宅用太陽光パネルは製品保証、出力保証ともに40年と業界でも最長の長さです。また、保証期間の長さを裏付けする耐久性や持続性があり、マキシオン独自の検証によると一般的な太陽光パネルでは保証期限25年目の発電出力は初年度を100%とした時80.2%であるのに対し、マキシオンパネルは40年目で88.25%これは業界でも最高の値となります。

 

産業用太陽光パネル/SPR-P7-545-COM-S 住宅用太陽光パネル/SPR-MAX3-400
発電出力 545 W 440W
価格 お問い合わせください お問い合わせください
変換効率 22.3% 22.6%
保証 製品保証40年 出力保証40年 製品保証40年 出力保証40年
サイズ 1134 mm×1690 mm×40 mm 1046 mm×2156 mmm×35 mm

 

10.AIKOソーラー

AIKOソーラーはもともと太陽光パネルを構成する最も小さいパーツであるセルを製造していた会社です。セルを開発していた技術を活かし、最先端技術のABCバックコンタクトセル技術を開発し、世界最高効率の発電効率の高さを記録しました

AIKOソーラーの太陽光パネルの特徴はなんといっても変換効率の高さです。ABCバックコンタクトセルを使った技術により、変換効率は産業用のコメットシリーズで、24.8%を記録しています。また、AIKOソーラーは変換効率だけでなく保証も充実しています。AIKOソーラーの出力保証は30年と業界でもかなり長い部類に入ります。

 

住宅用ネオスターシリーズ/AIKO-A-MAH54Db 産業用コメットシリーズ/AIKO-G-MCH72Mw 地上設置ステラシリーズ/AIKO-G-MCH72Dw
発電出力 470W 670W 660W
価格 お問い合わせください お問い合わせください お問い合わせください
変換効率 23.6% 24.8% 24.4%
保証 製品保証25年 出力保証30年   製品保証15年~25年 出力保証30年 製品保証15年 出力保証30年
サイズ 1757*1134*30mm 2382*1134*30mm 2382*1134*30mm

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