国内初の家庭向け蓄電池レンタルサービスを開始
NEC,オリックス,エプコの3社が共同出資している『ONEエネルギー』が家庭向け蓄電池のレンタルサービスを開始しています(東京電力管内のみ)。従来の蓄電池は補助金を利用しても100万円前後しますが、このサービスでは初期費用ゼロで済む『月額課金サービス』で販売しています。
プランは2つあります。『蓄電池レンタル』か『蓄電池レンタル+太陽光屋根借りプラン』です。
蓄電池レンタルプランとは
NECが提供している蓄電池『ESS-H-002006B(容量:5.53kw)』をレンタルできるプランです。利用料金は月額4,900円とのこと。ただし、東京都に居住している方であれば、都から毎月2,000円の補助金が付与されるので、月額2,900円で済みます。基本契約期間は10年間とのことですが、途中で解約した場合は解約金(残り契約期間×月額料金)が発生します。
蓄電池レンタルプランと電灯契約変更で経済的効果が得られる
蓄電池レンタルプランを選択することで、蓄電池と関連システムがレンタルされます。これは、電灯契約を変更することで経済的メリットを得られます。電灯契約は各電力会社によって料金は異なりますが、時間帯で料金が変わるプランは必ずあります。東京電力であれば、夜得プランがあります。電気料金の安い時間帯に電気を蓄電池に充電し、高い時間帯に貯めておいた電気を使用します。また、蓄電池は天災などの停電時にも使用することができます。
蓄電池+太陽光屋根借りプランとは
蓄電池+太陽光システム+関連システムがレンタルされます。利用料金は月額4,900円。ただし、太陽光パネルは設置者の居住宅の屋根に設置されるので、サービス提供元であるONEエネルギーから賃料として2,500円(4kwの場合)が支払われるようです。基本契約期間は20年で、解約する場合は蓄電池レンタルプランと同様です。
スマートハウス向けアプリケーション『ぴぴパッ!』とは
『ぴぴパッ!』では節電の『見える化』を実現してくれるとのことです。普段節電を意識しても効果がどのくらいあるのか分かりません。『ぴぴパッ!』では明日の天気から1日の発電量を予測し、最も良い節電方法を教えてくれます。
産業用・分譲型太陽光発電リサーチ
ニュース・よくある質問
産業用・土地付き分譲型太陽光発電に関する最新ニュースや、よくある質問をまとめています。これから野立て、農地、遊休地、工場の屋根などに太陽光発電を検討されている方は参考にしてください。