発電量が1.5倍に!追尾型太陽光発電システム
太陽光発電には設置に適したところとそうでないところがあります。設置に不向きなところいえば北陸地方。豪雪地域だと日照時間が少なく、太陽光発電の設置メリットも他の地域と比べて少ないです。
そんな中、福井県あわら市でメガソーラー級の追尾型太陽光発電システムの運転が開始されたようです。
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太陽の動きに合わせて向きを変える「追尾型」パネルを使った大規模な太陽光発電所、メガソーラーが福井県あわら市に完成しました。このメガソーラーは、福井県内の電気設備会社があわら市の1万6000平方メートル余りの農地を借りて、3億2000万円をかけて建設しました。
16日は、関係者が出席して、完成式典が開かれました。メガソーラーにある3840枚のパネルは追尾型で、太陽光を効率的に捉えようと、太陽の動きに合わせて向きを変えるようにコンピューターで設定されています。
メガソーラーを建設した会社は、北陸地方では冬場になると雪や雨の日が多くなるので、メガソーラーの発電効率を高めようと追尾型を取り入れました。会社は、こうした追尾型のパネルを集めたメガソーラーは全国でも例がないとしていて、一般的な固定型のメガソーラーより1.5倍程度、発電量を増やせると見込んでいます。
発電所を建設した会社の前田初蔵会長は「北陸地方は太陽光発電に不向きだというイメージをこのメガソーラーで払拭(ふっしょく)したい。有効性を実証して、全国で事業を展開したい」と話しています。
※出典:NHK
160基設置!
1基あたり6.12kwある追尾型太陽光システム(通称:おっかけSUN)を160基設置したようです。合計出力は979.2kw。
1基あたりの大きさは?
大きさは縦6.5m、横6mのようです。一つ設置するのに最低でも39㎡の広さが必要になるので、かなりの広さがないと設置は難しいかもしれませんね。
追尾型太陽光発電1基の価格は?
追尾型太陽光発電の価格は正式に確認できてはいませんが、今回のメガソーラー建設に3億2000万円かかったとのことなので、1基あたり約196万円かかっている計算になります。
売電量は1.5倍!
一般的な固定の太陽光発電と比べて発電量が1.5倍ですので、売電量も1.5倍になります。これから追尾型太陽光発電の需要が高まってくるかもしれませんね。
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