産業用太陽光発電の融資|担保は発電設備と売電収入
『土地はあるけど融資を受けられず資金繰りに困っている』
『いくつかの業者に見積もりを取ったが、融資が下りず断念した』
このような思いをされた方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
融資が下りない要因として『担保』が挙げられます。
担保は発電設備と売電収入
岡山県倉敷市にある株式会社ニーズでは、トマト銀行から4億円の融資を受けて自社内の所有地(約9924㎡の土地)にメガソーラーを設置しています。 担保は発電設備と売電収入です。 これを動産担保融資(ABL)といいます。
動産担保融資(ABL)・・・企業の事業価値を構成する在庫(原材料、商品)や機械設備、売掛金等の資産を担保とする融資
ABLの詳細は経済産業省が出典しているABLのご案内をご覧ください。
ABLは誰でも利用できるの?
誰でも利用できるわけではありません。まずはじめに融資先に事業計画書(経済シミュレーションみたいなもの)を提出する必要があります。また、その土地の日照量が重要になってきます。融資先はこれらの要素を総合的に見て、貸付の可否を判断します。
まとめ
今後、トマト銀行はABL手法を広げていく方針だそうです。また、トマト銀行以外にも常陽銀行が『LALAサンシャイン』という売電料を担保にした融資商品を出しています。これからABL手法を取り扱う地銀が増えてくる可能性があるので、そうなると資金調達の方法が広がります。これから産業用太陽光発電を検討されている方にとっては追い風かもしれませんね。
産業用・分譲型太陽光発電リサーチ
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産業用・土地付き分譲型太陽光発電に関する最新ニュースや、よくある質問をまとめています。これから野立て、農地、遊休地、工場の屋根などに太陽光発電を検討されている方は参考にしてください。